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戸田みらい基金活動報告会

平成30年10月24日に戸田みらい基金の活動発表会が催され、10月25日の「日刊 建設工業新聞」に「若手技能者育成取り組み 8企業・団体の成果発表」の記事が記載されました。

戸田みらい基金の活動発表会で、当社も活動内容を報告させていただきました。


日刊建設工業新聞記事

記事内容を掲載します。


若手技能者育成取り組み 8企業・団体の成果発表

戸田みらい基金が活動報告会

戸田建設が設立した「戸田みらい基金」(理事長・今井雅則戸田建設社長)は24日、東京都内で第3回活動報告会を開いた。若手技術者の採用と育成を促す活動で助成対象に選ばれた8企業・団体の担当者らが、活動成果や今後の展開を発表した。
同基金は、建設産業の将来を支える担い手の育成に向けた支援事業を展開し、産業全体の発展に貢献することを目的として16年10月に設立された。若手技能者(専門工事会社・団体)、女性技能者(個人)、外国人技能実習生(専門工事会社・個人)を対象に三つの助成事業を実施している。
今回の活動報告会には2月と5月に、第3回と第4回(一部)の「若手技能者の採用や育成に資する活動に対する助成」に選ばれた三幸土木(愛知県)、向井建設東北職長会(宮城県)、中村塗装店(東京都)、四国建工(徳島県)、利根沼田テクノアカデミー(群馬県)、東京都塗装高等技術専門学校(東京都)、埼玉県内装仕上工事業協同組合(埼玉県)、匠の学舎(香川県)が参加した。
冒頭、今井理事長は、建設業界の担い手不足や技能者の減少について現状と今後の見通しを説明し、基金の設立意義を改めて強調。「担い手の安定的な確保・育成、生産性向上に危機感を持って取り組まなければならない。前回の発表でICT(情報通信技術)を使った安全教育や技術の伝承、技能者の早期育成などの取り組みがあった。こうした活動に積極的協力していきたい」と話した。
同基金の評議員を務める大平茂弁護士(ユアサハラ法律特許事務所)と蟹澤宏剛芝浦工業大学建築学部教授、来賓の野村正史国土交通省土地・建設産業局長による講評の後、懇親会が開かれ、参加者らが交流を深めた。
同基金は11月、第5回若手技能者に対する助成と第2回外国人技能実習生に対する助成の募集を開始し、19年2月に対象者を決定する予定にしている。

一般財団法人 戸田みらい基金のホームページ