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「日進の『三幸土木』健康経営優良法人 日本健康会議が認定」 として紹介記事が掲載されました。

平成29年3月9日 毎日新聞 において
「日進の『三幸土木』健康経営優良法人 日本健康会議が認定」
として紹介記事が掲載されました。


当社が紹介された記事です。


当社が紹介された記事です。

日進の『三幸土木』健康経営優良法人 日本健康会議が認定

社員の健康を増進することで会社の生産性・収益性の向上につなげる「健康経営」を実践しているとして、日進市北新町の土木建築会社「三幸土木」が「健康経営優良法人」に認定された。5カ月間の禁煙で10万円のボーナスがもらえる同社の制度などが評価された。認定制度は経済産業省などの肝いりで日本健康会議が今年初めて導入し、同社を含む全国300以上の大企業・中小企業が選ばれた。【長倉正知】

禁煙奨励ボーナス導入/体重記録し栄養士指導/休耕畑を借り野菜作り

同社は1987年に設立され、現在の社員は74人。木下力哉社長(53)が健康経営を意識したのは2014年10月で、管理栄養士の講演を聞き、野菜中心の食生活の大切さとともに、アメリカでは社員の健康に投資する企業は伸びると言われている話に興味を持った。さっそく役員全員で栄養士の指導を受け、食生活のチェックと体重測定を始めた。
 3カ月で適正体重になる役員が出たので、社員にも対象を広げた。毎日体重を記録し、栄養士の指導を月1回受けると、体重だけでなく検診の数値が改善し、持病がなくなる社員も出てきた。
 昨年5月には会社近くの休耕畑を借り、野菜作りにチャレンジ。家庭菜園の経験がある社員をコーチ役に、社長自ら草取りに精を出した。収穫した野菜をサラダやスープ、浅漬けなどにして社員らで味わった。
 禁煙によるボーナス制度では、これまで6割を超えていた社員の喫煙率が、一気に1割弱に下がった。
 こうした取り組みについて、木下社長は「大きな会社と違い、社員が倒れたら代わりがいるわけでもない。健康で長く働いてもらえば生産性が上がり会社も利益が出る」と話す。採用活動でも会社の姿勢をPRし、「土木建築業は若い人に人気がないが、昨春は7人採用できた。ご家族にも安心してもらえる」と手応えを感じている。


会社近くの自社農園で野菜の生育状況を見る木下力哉社長(左)と社員ら=日進市内で。